那賀町拝宮の山里に
手漉き和紙の体験ができる施設
『拝宮和紙 井本紙漉場(はいぎゅうわし いもとかみすきば)』が
6月5日オープンしました。
この日は、手漉き和紙研修会が行われ、
原料の楮(コウゾ)の黒皮をはいで釜ゆでし、しぼった皮を木づちでたたいて繊維をほぐし
A4判の枠で紙を漉き、板に貼り付け乾燥させるという
昔ながらの紙漉きをの工程を 募集された5組の方々が体験されました。
▲コウゾの黒皮をはぐ作業
▲黒皮を取り除いたコウゾを煮る作業
その次に
木づちでコウゾをたたいて繊維をバラバラにほぐす作業と
漉き舟にほぐしたコウゾと粘液を入れて棒でよく混ぜる作業がありました。
▲いよいよ手漉き作業です。皆さんの顔が真剣そのもの!!
▲掃除機?を利用しての脱水作業
▲脱水した和紙を木の板に張り付け、ローラーでのばし乾燥
▲手漉きになれてきた参加者は、思い思いのオリジナル作品に挑戦
▲紙漉場の門で、お日様の光と風で自然乾燥
「早く乾かないかな?」と待ち遠しい様子
▲最後の工程、乾燥した和紙を板からはがす作業
和紙の両端を持って引っ張ってはがすのですが、慎重に引っ張らないと最後の最後で破れる危険が・・・・
▲拝宮和紙の完成!!とても愛おしそうに自分で漉いた和紙を見つめられていました
▲参加者全員で後片付け。これも重要な紙漉き体験です
(残った原料はそのままにしておくと腐るので、冷凍保存)
ここからは、手漉き和紙研修会のスナップ写真です。
▲柚子づくしランチ(ゆず酢100%のかきまぜ、ゆず味噌の酢の物、そば米汁、ゆずゼリー)
▲スタッフ用の昼食は、阿波農村舞台の会のメンバーの方が焼いてくれた「お好み焼き」
▲3時のおやつは、手作りの抹茶の蒸しパンとゆずジュース
▲井本紙漉場の前に広がる棚田
▲那賀町ケーブルテレビの取材を受ける運営スタッフの内野さん(左)
▲その他 たくさんの報道人が詰めかけました
▲仕事の関係で那賀町木沢地区に移住されている 笑顔の素敵な 紙すき王子こと浅野さん
井本紙漉場では、3名以上揃えば手漉き和紙体験をすることができます。
皆さんも 自分で漉いた紙で、手紙を書いたり、
自分への表彰状なんて いかがですか♪
~拝宮和紙 井本紙漉場からのお知らせです~
拝宮和紙 井本紙漉場では、
手漉き和紙研修会等のイベントを開催するほか、
随時、手漉き和紙の工程を体験いただけます。
必ず事前にお問い合わせの上、ご予約ください。
体験コース・・・所要約2時間、3,000円/人(喫茶込み)
1日コース ・・・所要約6時間、5,000円/人(昼食込み) その他、人数や時間に応じて対応させていただきます。
また、和紙の加工(藍染め、ランプシェード、うちわ、凧、ポチ袋づくり)
楮刈り、原料処理の体験、柚子の収穫体験、柚子酢のお寿司づくりなどの様々な企画を行ってまいります。
宿泊・食事 宿泊は、井本紙漉場2階で可能(素泊まり3,000円/人)
寝間着や歯ブラシはご持参ください。
食事は自炊、共同料理が基本です。
近くに四季美谷温泉、もみじ川温泉等の宿泊施設もあります。
お問い合わせ
拝宮和紙 井本紙漉場 〒771-5518 徳島県那賀郡那賀町拝宮字井ノ元93-1
IP電話 050-8800-2121
E-mail
imoto-kamisukiba@ma.njctv.ne.jp http://www.nousonbutai.com/ 体験・宿泊のご予約は3日前までにお願いします。