ナカにナゾの鍾乳洞あり!その名は桃源洞今年も残りわずかとなりました。
やり残したことはないかと辺りを見まわし、大急ぎで片付けています。
さて、ナカ
(徳島県那賀町)奧を流れる坂州木頭川のほとりで、
源泉100%の湯けむりをあげる、ほどよく遠い隠れ家的温泉『四季美谷温泉』が
主催する観光登山シリーズ『木沢の山と花と温泉ツアー』も、
無事故記録を伸ばしつつ、今年のシリーズを終えたそうです。
ツアーリーダーの地下足袋王子さん、そしてツアーを支えた
NPO法人剣山クラブのみなさん、お疲れ様でした。
また来年も、ナカの山々、自然の魅力を多くのみなさんにお伝えください。
というわけで、地下足袋王子さんから、すごい写真が届きました。
ご覧の通りの鍾乳洞『桃源洞』です。先日の木沢の山と花と温泉ツアーで、
足を運び、探検気分を満喫したそうです。
場所は、ナカの木沢・高野地区にそびえる
西三子山(標高約1349m)の南陵山腹(通称ヒヅカ山)に
断崖が切り立つ標高約1000m付近。
桃源洞が口を開く高野地区では、昔から
「ヒヅカ山の中腹に大きな洞穴(ほらあな)があって、そこに大蛇が棲んでいる」
とか
「洞穴の入り口に白髪のおじいさんが住んでいて、人が近づくと、来るな来るなと手を振る」
などの伝説が語られていました。
その伝説が、現実となったのは、今から約55年ほど前。
旧木沢村史によれば、『桃源洞』と名付けられた、
この鍾乳洞が発見されたのは昭和30年7月3日のこと。
旧木沢村高野地区にそびえる通称『ヒヅカ山』の山腹で、
高さ5m、幅7mの不気味な口を開けていたそうです。
その後の調査によって、洞窟は二層に別れ、
深さは約85mにも及んだと記されています。
現在、鍾乳洞周辺の登山道は整備されていないため、
個人で訪ねることは難しく、危険カ所もあり、おすすめできません。
木沢の山と花と温泉ツアーでは、来シーズンも登山ルートとする予定だそうですので、
ルートが組まれた際、ツアーに参加されてみてはいかがでしょう。
ツアー情報はコチラ→
観光登山シリーズ『木沢の山と花と温泉ツアー』
▲鍾乳洞『桃源洞』の入り口
▲地下足袋王子こと、四季美谷温泉支配人の平井滋さん
▲洞窟は、ずっと奧まで続いています
▲木沢の山と花と温泉ツアーでは、桃源洞ルートが組まれることも。個人での見学はおすすめできません。
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●田舎料理とあったかい湯のおもてなし
木頭ゆずやアメゴ・シカ・イノシシ、季節の山菜を生かした田舎料理を、
町内で湯煙をあげる名物温泉の湯とともにお楽しみいただける、
徳島県那賀郡『那賀町』においでください。みんなでお待ちしていまぁ~す!
お問い合せ先はコチラ→
那賀町観光協会(電話0884-62-1198)
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