那賀町木頭の古代から伝わる『太布』

那賀町木頭地区の 生きがい工房「太布庵」で毎週火曜日に活動しており、
国内外から訪れる見学者向けに実演をしています。
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▲お邪魔した時は、細く裂いた繊維を指先でつなぐ「績(う)む」作業をしていました。
 太さを均等つながないと、よりをかける時切れたりよりがかからなかったりするそうです。
 糸づくりが一番難しい作業と話されていました。            2017.5.9撮影

DSCN3490 - コピーこうぞ
▲原料となる楮(こうぞ)の木は、今はこんな感じ。これから枝が出ないように、側枝を
 小さいうちに除去する作業「芽かき」を繰り返し、1月頃の切り取り作業の時期には、
 約3mほどに成長します。

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▲那賀町木頭地区に伝わる古代布・太布が、国の重要無形民俗文化財に
 「阿波の太布製造技術」として指定されました。 (徳島新聞2017.1.28掲載記事)
 
 これを記念して、2017年3月14日から26日までの間、徳島市立木工会館で 
 「木頭の宝・太布織展」が行われ、会員が作った反物やペンケース、バッグ、
 作務衣60点が展示されました。
 コースター作り体験や、会のこれまでのあゆみ、楮(こうぞ)の栽培から機織りまでの
▼行程をパネルで紹介されました。
DSCN3492 - コピー徳島市でのイベント

行程
▲太布ができるまでの行程


江戸時代に太布の生産は四国の山間部だけになり、それも明治になると紡績の発達と共に
消滅して、ほとんど木頭だけのものになりました。木頭地区では主に女性が生産を担い、
明治に生産量が増えたそうです。
しかし、昭和30年以後の高度経済成長と空前の木材ブームの陰に見捨てられた存在に
なりました。
昭和37年に文化財保護委員会(当時の文部省の外局)が、「阿波の太布紡織習俗」を
「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗資料選択基準」に適うものとして始めたことが
きっかけで地域が太布を見直す契機となりました。昭和29年から昭和48年まで計38種目の
調査が行われましたが、服飾習俗に関するものは、太布を含めて全国で6種目。6種目の
うちで阿波太布は一番初めに調査されました。
太布の報告書は昭和50年に文化庁が完成させ発行されました。

この太布織の技術は、岡田ヲチヨ氏を伝承者として昭和45年、県無形文化財技術保持者に
指定し、その技術を保存して参りましたが他界され、その後、村内の技術保持有志による
「阿波太布製造技法保存伝承会」が結成され、昭和59年に改めて指定されました。

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▲太布織商品
太布織の商品は木工会館と、きとうむらで購入することができます。

生きがい工房「太布庵」にて毎週火曜日見学・体験ができます!
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生きがい工房「太布庵」
開館日 毎週火曜日 9:00~17:00
〒771-6403
徳島県那賀郡那賀町木頭和無田字イワツシ1
TEL 0884-68-2386(火曜日のみ)

那賀町教育委員会木頭分室
〒771-6495
徳島県那賀郡那賀町木頭出原字マエダ34番地
TEL 0884-68-2311(火曜日以外)
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