第24回木頭杉一本乗り大会、開催間近!

▲木頭杉一本乗り大会のマスコットキャラクター『ガロ』。ガロは、那賀川やその支流に棲んで
いると地元のみなさんに信じられている妖怪?生き物?で、カッパの親戚です。
ナカ(※)ファンのみなさん、こんにちは。
このところあたたかいというより、暑い日が続き、
しっかりと夏が近づいているのを感じます。
(※)ナカは徳島県那賀町の愛称です。
そこで質問です。
ナカの夏を彩る風物詩的イベントと言えば?
「エキサイティングサマー・イン・ワジキ」
「はい、その通り」
「相生まつり」
「おっ!吹き筒の花火に心躍りますね」
「黒滝寺まつりに木頭おどり」
「ほ~、シブイところをご存じですね。盆踊りに風情があります」
「木頭杉一本乗り大会」
「はいっ!今回の大正解!」
というわけで、那賀川上流の木頭和無田・木頭診療所前の河川を舞台に
恒例の木頭杉一本乗り大会が開催されます。
今回で24回目となる恒例イベントで、内容は文字通り、木頭杉の丸太に乗って
那賀川を下るというもの。かつては、山で切り出した木材を、流れを利用して
下流に運んでいました。その技術を、今に伝え、そして未来に残そう!
かつ、楽しんでしまおう!というのがイベントの趣旨。
気になる本大会は8月1日(日)・午前9時から。
ただし、ぶっつけ本番で丸太の上に立ち、流れを下るのは難しいかも。
そこで、6月13日(日)、27日(日)の午後1時頃からと、7月の毎週日曜日午後1時、
および7月17日(土)午後1時、18日(日)午前9時頃から、
地元の木頭杉一本乗り名人が、実践指導してくれる講習会が開かれます。
いずれも雨天の場合、中止あるいは順延。
那賀川の流れと、木頭杉と、名人と親しむ講習会に参加し、
来る本番に備えてはいかがでしょう。
多くの皆さんの参加(申込先着100名まで)をお待ちしています。
木頭杉一本乗り大会について詳しくは、
事務局・那賀町役場木頭支所内(電話0884-68-2311)まで、お問い合せください。

▲木頭杉一本乗り保存会会長の福井功さん。一本乗り名人です。

▲こちらも一本乗り名人の田中義雄さん。地下足袋が全く濡れていません。

▲講習会、大会本番に向けて、保存会のみなさんも準備に余念がありません。
写真前列右端は保存会の井上淳二さん、前列左端は事務局の関口公司さん。

▲講習会や大会本番では、地元の食材を使った、名人たちの『愛情たっぷり汁』が振る舞われます。
具材は、その日のお楽しみ!ぜひ、ご参加ください。参加料は、当日受付1000円です。